高知東クリニック

脳外科・内科 高知東クリニック│高知県南国市篠原161番4

医療コラム

2018年2月

脳の画像的定期評価について

脳の病気を経験したか否かにかかわらず、脳の状態を定期的に評価しておくのは非常に意義のあることです。

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍、脳動脈狭窄(きょうさく)症など、さまざまな脳の病気の経験者は、その後の状態把握が重要で、コンピューター断層撮影装置(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)を使用した専門の医師による計画的な評価の上、治療方針の再確認が必要ですし、ほとんどの方々がそうされていると思います。

ところが近年、脳専門の医師から離れた内服処方のみの方々の中に、いつの間にか長期にわたり脳画像評価を受けていないケースがあります。かかりつけ医、もしくは専門の医師に相談をすることをお勧めします。

また、まったく脳の症状がないのだけれど脳の状態を知りたいという方々には、脳ドックがあります。脳ドックを行っている病院に問い合わせてみるとよいでしょう。ただ、ご自分では脳関連の症状ではないと思っている症状でも、脳の病気を疑われることもあり、この場合に限っては保険診療が可能ですので、まずは医療機関に相談することをお勧めいたします。

 

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