2019年2月
がん・心臓疾患とともに死因の上位を占める脳疾患は、早期に見つけ対策を講じることが重要です。脳梗塞・脳出血・脳動脈瘤(りゅう)・くも膜下出血・脳腫瘍・もやもや病・脳動静脈奇形・水頭症・くも膜のう胞など、脳の病気が気になる場合はどうすればよいでしょう?
①脳関連かもしれないと思う症状がある方は、脳神経内科や脳外科を受診しましょう。頭痛、目まい、しびれ、記憶力低下、言語障害(ろれつ、思うように言葉が出ない)、手足に力が入りにくい、物が二重に見える、意識障害(一 過性を含む)、体の一部が勝手に動くなどは、その例です。医療機関で神経学的診察や磁気共鳴画像装置(MRI)、コンピューター断層撮影(CT)など脳画像診断を受け、保険診療が認められれば自己負担額が軽減されます。
②脳関連の症状はないものの、脳の病気が心配で脳画像検査を受けておきたい方には、脳ドックのある医療関連施設がお勧めです。ただし保険診療ではありません。脳のMRI画像は必ず設定されていますが、頸(けい)動脈エコー、脈波検査などの項目や価格設定は施設ごとに異なります。
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